腱鞘炎とは!?
2021年10月21日
こんにちは。
住吉駅前整骨院の高橋です。
今回は手首の痛みでも特に多い腱鞘炎について
お話ししたいと思います!
腱鞘炎とは?
まず腱鞘炎の腱鞘とは、骨と筋肉を繋いでいる腱を滑らかに動かすために腱を包むように支える組織の事を言います。
腱鞘炎とは手を過剰に使い過ぎてしまう事で腱に傷がついてしまう症状です。
代表的な腱鞘炎に、手首が痛くなってしまう狭窄性腱鞘炎(ドケルバン病)と手の指が痛くなるばね指(弾発指)の2つが挙げられます。
どのような人に出やすいのか?
手首を過度に使い過ぎてしまう(オーバーユース)、使い方の間違いによって腕から手首、親指へとつながる長母指外転筋腱と短母指伸筋腱の狭窄性腱鞘炎です。
そのため
・スマートフォン、パソコン(PC)を長時間利用する人
・キーボード操作やピアノ演奏など日常的に行う人
・何かを強く握って行うスポーツをする人
などに多く見られます。
妊娠、出産(20~30代の方)や更年期(50代の方)でホルモンバランスの変化が
起こることで、これらが腱の滑りを悪くしたり、炎症を起こす大きな原因にもなります。
どんな症状が出てしまうのか?
手の親指に負荷をかけすぎることで、手首にある腱鞘が擦れて炎症を起こし、腫れて厚くなってしまいます。そのため、腱が腱鞘の中を移動するたびに腱と腱鞘が擦れて手首に痛みを生じさせてしまいます。
(主な症状)
・手の親指を動かしたり広げたりする際に手首が痛くなる。
・手首の親指側が腫れて痛みがでる
・物をつかむ際に痛みがでる
特に症状が強くなると、親指を広げたりするときや動かしただけで強い痛みを感じる時があり、手に力が入りにくくなることもあります。
住吉駅前整骨院での腱鞘炎の施術法
当整骨院では手首の痛みがどこからきているのか(原因)をしっかりと検査、カウンセリングを行います。
腱鞘炎には痛みの原因となっている筋肉をアプローチしていきながら、超音波やテーピング、サポーターなど痛みの状態に合わせた施術を行います。
手首の痛みで日常生活で我慢して無理に使い続けてしまう事で
状態はさらに悪化してしまいます!
腱鞘炎の予防・対策法
腱鞘炎はどれくらい治療を続けたらいいのかと不安になる方もいらっしゃるかと思います。
しかし治るには個人差があり、テーピング、サポーターなどで固定をして手を動かさないようにして治る人もいれば数か月かかる人、数年間治療を続ける人もいらっしゃいます。
基本的に使い過ぎが原因の事が多いため、まずは患部を安静にさせることが大切です。そのために日常でなるべく使い過ぎないように、負担をかけすぎないようにするために固定をしていきます。
その後はテーピング、サポーターなどで徐々に動きを出せるようにしていき、根本的に改善するために筋肉の柔軟性を上げて血液の流れを良くしていきます。
手首の痛みの事などお身体でお困りの事ございましたら、ぜひ住吉駅前整骨院までご相談ください!