テニス肘について🎾
2022年05月23日
こんにちは!住吉駅前整骨院の宮脇です!
今回はスポーツ障害について少しお話しします。
特定のスポーツをしてると同じ動きが多くなってくるためそのスポーツ特有の障害が起きてきます。
今日はその中でも“テニス肘”について詳しくお話ししていきます。
実はこの症状かなり進行すると大変なんです…
そもそもテニス肘とはなにかを説明します!
テニス肘とは…
腕(前腕)を酷使することにより指などを伸ばす前腕の伸筋群が硬くなり、その起始部である上腕骨外側上顆(肘の外側の骨)に痛みが生じる事です。
テニスでのバックハンドや重いものを持ち上げる際に痛みを感じます。
テニスプレイヤーに多いことからその名前が付きました!
これが外側上顆炎、別名テニス肘になります!
実際症状がひどくなるとどうなってしまうのか。。
- 鞄などの荷物を持てなくなる
- 料理などで包丁や皿などが持てなくなる
- ドアノブを回せなくなる
- ペットボトルのキャップが開けられなくなる
- イスが引けなくなる
- 雑巾やタオルなどを絞ると痛む
などといった生活動作での支障が出てきます!
テニス肘の鑑別をするために行うテストがあります!
スペシャルテスト方は2つ
①トムゼンテスト
②ミドルフィンガーテスト
①トムゼンテスト
被検者は肘関節伸展位で握り拳を作っておく。
施術者は下に力を加えて被検者はそれに抵抗する様に上に力を加える。その際に肘関節外側に痛みが出れば陽性となる。
②ミドルフィンガーテスト
被検者は肘、手、手指関節を全て伸展位にする。
施術者は伸展位にしている中指を屈曲方向へ押していき、被検者はそれに抵抗して伸展位を保持してもらう。その際に肘関節外側に痛みが出れば陽性となる。
この2つの症状どちらかが出ればテニス肘となります。
またそれが腱鞘炎として症状に出る場合もあります。
その場合どこに出やすいのか!
1番出やすい箇所は手首の親指(橈骨)側に出ます。
これはよく手首を使う仕事や重い物を持ったりする作業が多い方に多発します。
その場合、痛みの原因となる筋肉は短橈側手根伸筋です。
これがいわゆる腱鞘炎を生み出す原因の筋肉なのです。
作用としては手首の伸展と橈屈なのでその逆の動きをして痛みが出た場合、腱鞘炎となります。
この痛みを出している筋肉の始まる場所こそが肘の外側である外側上顆でテニス肘になってしまうところなのです。
つまりこの筋肉を使う動作が多い方はこの2つのうちのどちらかが症状が出やすい可能性があります!
まずは肘の外側に違和感、痛みを感じたら早めにご相談してください。
なぜなら痛みが強くなってからでは完治するまでに時間がかかる可能性があるからです!
当院では手技療法だけではなく疼痛軽減するためのハイボルテージ治療や超音波治療などの物理療法も行っております。
テニス肘についてなにかわからないことがあれば、まずは住吉駅前整骨院にお気軽にご相談ください!
最後までご覧いただきありがとうございました!!
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